今朝も学校の下駄箱前で、次男がひとりで“戦いごっこ”を始めた。
剣を振るみたいに腕を動かし、見えない敵と戦っているらしい。
たった5分のはずなのに、私には24時間にも感じられる。
今朝も始まった“見えない敵”との戦いごっこ
この5分、私にはただソワソワする時間。
授業はもう始まっているのに、廊下で遊んでいる次男。
「早く行ってほしい」と「急かしたら逆効果」が頭の中でせめぎ合う。
置いてけぼりになったような気持ちが胸を締めつける。
待つしんどさと、心の揺れ
長男のときに「急かさない方がいい」と学んだはずだった。
でも実際その場に立つと、やっぱり「早くして」と思ってしまう。
廊下から見える教室では、他の子たちはもう席に座り静かに授業を聞いている。
その様子と、まだ廊下で遊んでいる次男の姿を比べてしまい、焦りと不安が押し寄せる。
頭では分かっているのに、心はついてこない。
「また同じことを繰り返してるのかも」と自己嫌悪になりそうになる。
ただ待っているだけなのに、どうしてこんなにエネルギーを使うんだろう。
気づいたこと ― 待つ時間は息子の安心タイムだった
それでも立ち止まって見ていると、次男は少しずつ自分を整えている。
この“ごっこ遊び”は、学校に入る前の心の準備なのかもしれない。
本人にとっては安心をつくる大事な時間なんだと改めて気づく。
もちろん、毎日完璧になんて待てない。
疲れている日は「今日は短く付き添って帰ろう」と決めてもいい。
ママがしんどいときは、自分に「今日はこれでいい」と許可を出していい。
それだけでも気持ちがだいぶラクになる。
待つのがしんどいときにー思い出したいこと
下駄箱での数分が永遠に感じることはある。
待つのがしんどいのは当たり前だ。
その時間はきっと、子どもが安心をつくっている大切なプロセス。
でもママの心と体を守ることも同じくらい大事。
今日は短く付き添っても、休んでも、きっと大丈夫。
あの5分を乗り越えているのは、子どもだけじゃない。
一緒に戦っているママも、ちゃんとがんばっている。
🌱 付き添い登校がしんどいときは…
私も同じように悩んでいたからこそ、ママが少しラクになれるサポートをしています。