付き添い登校日記 PR

「給食費払ってるのに…」給食を食べない子を救った先生のひとこと

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「今日も給食は食べない」という次男。
給食が嫌いだなんて、正直、私には理解できなかった。

私は子どものころ、給食が大好きで学校へ行っていたくらいだからだ。

それに給食って、成長に欠かせない栄養バランスのとれた食事を

毎日食べられるありがたものだし、

ぶっちゃけお金だって払ってるのに… と思ってしまう。

実はこれが2回目の「給食拒否」

長男も給食が嫌だと言って、しばらくお弁当を持って登校していた。
理由は

「牛乳パックのリサイクル作業が嫌」

「給食着を着るのが嫌」。

牛乳パックは飲んだあとに開いて紙とビニールを剥がさないといけない。
その手が汚れるのがとにかく嫌だったらしい。
給食着も毎回着替えるのがストレスだった。

親としては正直、毎日お弁当を作るのは大変すぎると思っていた。
でも、無理に押し切っても食べない。
イライラして当たってしまう日もあった。

次男も同じ道をたどりかけていた

そして次男。
給食の時間になると

「僕は給食食べない。もう帰る」

と言い出すようになった。


食べることが好きなはずなのに、どうして?

兄のときの苦労が頭をよぎる。
「またお弁当生活になるのか…」と思うと、

正直、気力も体力も残っていなかった。

先生のひとことに救われた

そんなとき、担任の先生がこう言ってくれた。
「全部じゃなくて、食べられるものだけ食べたらいいですよ。
今日はデザートの梨だけ食べましたよ!」

と笑顔で教えてくれた。

その瞬間、肩の力がふっと抜けた。
私は

「苦手なものも、一口は食べないと」

「主食もおかずも、一通り食べるのが普通」と思い込んでいた。


でも今の次男に必要なのは、

少しずつ安心して食べられる経験

なのかもしれないと気づいた。

「好きなものだけになったらどうしよう…」

と不安はあった。


けれどまずは、

食べられるものだけで見守ることにした。

すると毎日、少しずつでも何かを食べるようになった。

ある日、

次男が魚のフライをおかわりしたいと言った。


でも本来は完食しないとおかわりできないルール。

先生はこう声をかけてくれた。
「じゃあスープも飲んだら、おかわりしていいよ」

次男はスープまで飲みきり、見事におかわり成功。
あぁ、これが“スモールステップ”なんだと実感した瞬間だった。

「完食」にこだわりすぎなくていい

親としては、

正直「せっかく払っているのに…」と思ってしまう。
でも、無理に食べさせても不安が増えるだけで、

次の日がもっとしんどくなる。

今は「食べられるものを食べられたらそれでOK」

と割り切っている。

完食をゴールにしなくても、

少しずつ“学校で食べる”経験が積み重なればいい。
長い目で見れば、

それが子どもの自信になっていくはずだ。

実際、長男もあれほど嫌がっていた

牛乳パックのリサイクルや給食着を、

今では何の抵抗もなくできるようになった。


今すぐみんなと同じペースに合わせなくても大丈夫。
自信がつけば、子どもは自分から動き出すと実感した。


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私も「給食費払ってるのに!」とモヤモヤしていた1人です。
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