付き添い登校日記 PR

給食が嫌いな本当の理由は“牛乳パック”だった

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嫌いな理由がわからなかった日々

長男が2年生になった頃、突然「給食が嫌だ」と言い出した。
最初はただの好き嫌いかと思ったけれど、一口食べて残してもいいんだよと言っても食べようとしない。

親としては正直、「給食費を払っているのに…」「毎日お弁当を作るのは大変すぎる」という気持ちがあった。

でも結局、給食をストップして毎日お弁当を持たせることにした。

本当の理由は“牛乳パック”と“給食着”

しばらくお弁当生活を続けて、やっと本人が少しずつ話し始めた。

理由は2つ。

  1. 牛乳パックのリサイクル作業が嫌
  2. 給食着を着るのが嫌

牛乳パックは飲み終わった後、開いて紙とビニールをきれいに剥がさなければならない。
やってみると意外と難しいし、きれいに飲んだつもりでも数滴残っていて指につくのがすごく気持ち悪い。
でも、簡単に手を洗いに行ける雰囲気ではない。
長男にとって、それがとても苦痛だったらしい。

給食着も同じ。毎回着替えるのがストレスで、クラスのルールから外れるのも怖かった。
「みんなと違うことをしたら怒られる」と思い込んでいたのだ。

私がとった対応

牛乳パックは、ウェットティッシュを持たせることを先生に相談した。
最初は「そんなことしていいの?」と長男も不安そうだったし、私も先生にお願いするのは正直気が引けた。
でも「今の息子はまだそのレベルではない」と割り切り、お願いしてみた。

給食着は、先生が「今は着なくていいですよ」と許可してくれた。
「来年に向けて少しずつ着られるようになろうね」と声はかけつつ、無理に着せることはしなかった。

少しずつでも、前に進んでいける

こうして少しずつ環境を整えた結果、長男はだんだん給食に向き合えるようになった。
今では牛乳パックの処理も、給食着を着ることも何の抵抗もなくできている。

当時の私は、「好き嫌いをなくさなきゃ」「みんなと同じにしなきゃ」と力みすぎていたんだと思う。
でも、子どもが安心できる小さな工夫を重ねることこそが、前に進むための一歩になると学んだ。


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