運動会シーズン。
クラスの子どもたちは私がいつも付き添っていることを知っているから何も言わない。
でも、全体練習に出ると、他のクラスの子から「なんでいるの?」と聞かれる。
初めて聞かれたとき、胸がギュッとなった。
ただでさえ付き添い中は心が揺れているのに、その一言で一気に自分の存在が“特別で浮いているもの”のように感じてしまった。
正直、私の方が「もう学校行きたくない」と思った。
1年目は傷ついて帰ってきた
長男のときがまさにそうだった。
運動会の全体練習で、別のクラスの子に「なんでいるの?」と聞かれた。
そのとき私はうまく返せず、曖昧に笑うしかなかった。
ただその一言だけで、しばらく心にチクチクと刺さったままだった。
2年目で身につけた“笑ってごまかす”スキル
次男のときも、同じように「なんでいるの?」と聞かれる瞬間があった。
でも今年は心構えが違った。
あらかじめ返す言葉を決めていたからだ。
- 「お手伝いに来てるんだー」
- 「ちょっと不安みたいでね〜」
- 「なんでだろうね〜(笑)」
このどれかを笑顔で返すと、それ以上聞かれない。
とっさの一言を決めておくだけで、あの“胸がギュッ”とする瞬間がずいぶんラクになった。
自分を守るための小さな工夫って大事だと思う。
周りの目を気にしすぎなくてもいい
付き添いは特別なことではなく、その子が安心して学校生活を送るためのサポートのひとつ。
親がそこにいるのは「甘やかし」ではなく、今のその子に必要なことをしているだけだ。
周りの目をすべて気にしていたら、ママの心がすり減ってしまう。
親が堂々としていれば、子どもも安心して過ごせる。
そして、いつか必ず一人で行ける日が来るから大丈夫。
🌱 付き添い登校で心がすり減っているママへ
私も同じ悩みを経験しました。無理をしない方法を一緒に考えるお手伝いをしています。