一歳半検診で言われた「様子を見ましょう」の罠
長男の一歳半検診で「言葉の発達が遅れている」と言われたとき、
私はそこまで危機感を持っていませんでした。
「様子を見ましょう」という言葉に安心してしまい、
行動を起こさないまま2歳を迎えたことが、今では悔やまれてなりません。
過去の自分に伝えたい「子供は勝手に育たない!」
今なら、あの頃の自分にこう言いたいです。
「もっと早く行動して!絵本の読み聞かせ方を変えたり、童謡を聞かせたり、手先を使う遊びを取り入れたり、できることはたくさんあったはず!」
もしその一歩を踏み出していたら、言葉の発達も進み、癇癪もひどくならず、息子は年少から幼稚園に入園できたのではないかと思います。
「様子を見ましょう」で安心しているママへ
今お子さんの発達に悩んでいるなら、専門家から「様子を見ましょう」と言われていても、ただ待つだけでは状況は変わりません。「ママにもできること」が必ずあります。
絵本を読んだり、語りかけたり、童謡を聞かせたり、手先を使う遊びを取り入れる――小さな一歩でも、その積み重ねが未来を変える力になるはずです。
小さな変化に気づくための「観察記録」を始めてみよう
行動の第一歩としておすすめしたいのが、育児観察記録をつけること。
子供の行動や発達段階を具体的に記録していくことで、今何が足りないのか、何を始めればいいのかが明確になってきます。
例えば、何に興味を示すのか、どんな遊びや言葉に反応するのかを知るだけで、次の行動が見えやすくなります。
トライアンドエラーが子育てを前進させる
行動を起こしたら、次に重要なのは結果を見て軌道修正すること。
「これをやっても変わらなかった」と感じたら、別の方法を試す。このトライアンドエラーを繰り返すことで、確実に子供の成長をサポートできる道が開けていきます。一筋縄ではいきませんが、そのプロセスこそが大切なのです。
小さな一歩が未来を変える
「今できることを1つ始める」――それだけで子供の未来に大きな変化をもたらす可能性があります。悩んでいる時間を、まずは一歩の行動に変えませんか?
「子供は勝手に育たない」という意識を胸に、行動を積み重ねていくことが、親としての私たちにできる最高のサポートです。