夏休みもそろそろ終わりますね。
さて、子供の行事がぐっと多くなるのが2学期。
我が子の成長したところを見ると、秒で目頭が熱くなってしまうあんこぱんです。
今回は、長男が年中の発表会にて、私たち親がしくじってしまったお話です。
初めての衣装づくり
発表会は、劇とダンスに分かれて演技するのですが、息子は今回劇に振り分けられました。
『どうぞのいす』というお話を音楽に合わせて行う劇で、
セリフも少しあり長男はロバの役でした。
子供達が通う幼稚園は、発表会の衣装を親が手作りするという幼稚園でした。
その衣装づくりが結構大変でした。
先生から材料や作り方の案はいただけるのですが、
息子のサイズ感に合わせて調整しながら作っていくので
入園準備でしかお裁縫をしない私にはなかなか骨が折れる作業でした。
じーじばーばにも来てもらえた!
前日から、泊まりでじーじばーばがきました。
実家は遠方なのでなかなか会う機会も少ないですし
自分の両親に孫の晴れ姿を見てほしい!というのが本音でありました。
子供達もじーじ、ばーばに久しぶりに会えてとても嬉しかったよう。
一緒に遊んでもらったり、たくさん話を聞いてもらって興奮している様子でした。
発表会当日
発表時間に合わせて幼稚園に登園。
親の私たちも気合いが入っていて、
1番前の席を取ってスタンバイ!
いざ、発表が始まった!
最初はお友達みんなと同じセリフを言う場面。
言えてる言えてる!すごいなぁー!!
初めて見る我が子の姿に、「1人のセリフもあるのかな?」なんてわくわくして見てたら、
開始五分でいつもと違う状況に気付いたのか、緊張してしまったらしく、その後はセリフが全く出てこず、舞台でほぼ突っ立てるだけでした😢
そんな中でも移動はちゃんとしていたのは不思議だけど、
あれ?うちの子こんなもん?緊張してただけ?んーーー。。と何とも言えないショックな気持ちになってしまいました。
恐らく、主人も私の両親も同じく少しショックな気持ちだったんじゃないかな…。
帰ってきてから、長男には「頑張ったねー!!」という言葉をかけました。
特に長男は自分から何にも言わなかったけど、(そもそも気持ちを表すのが苦手)
もしかしたら、上手くできなかったなー。とか、
何かしら感じていることもあったかもしれないです。
長男の特性
思い返せば、幼い頃から人混みや初めて訪れる場所が苦手だった長男。
2歳の頃、義理の弟の結婚式に行った時のことです。
式場に到着するや否や、癇癪が始まり、あやしてもあやしてもなかなか治らず
どうしたら良いかわからず困り果てたことがありました。
スーパーに買い物へ行っても、一度機嫌が悪くなると手に負えなくて、
大声を出してぐずっていた・・・。
やむを得ず主人が車に連れて行き、落ち着いたらまたいけるよーとなだめていたこともよくあったんです。
それを思うと…
・・・あぁ、そうだよね。いつも通りに接してあげていたら、もう少しこの子は発表会で頑張れたかもしれない。
自分の中で自信の芽を育てられたかもしれない。
前日からじーじばーばを呼んだり、いつもと違った日常を過ごすことは、
発達凹凸の子供にとっては、たとえそれが楽しいことであっても
脳がとっても疲れてしまう原因になるのです。
(このことを私は数年後に知りました)
様々な要因が重なり、長男にプレッシャーをかけてしまったので、当日ベストパフォーマンスができなかった原因は親である私たちにある。と猛省しました。
過度な期待をしないようにしたら…
今は、行事があっても両親を呼ぶことはしていません。
写真や動画で撮影して、それを送って成長を見てもらっています。
私も主人も、子供達の行事があってもなるべく普段通りに、
プレッシャーをかけないようにしています。
また、どのような結果でも『頑張ったね!!格好良かったよ✨』と声をかけています。
そうしたら、子供達も自然とのびのび自分が思っている以上のパフォーマンスができている気がします。
年中では劇でしたが、年長の発表会ではダンスになり、髭男のミックスナッツというテンポの早い曲にのせて見事ダンスを踊り切りました!
一年前の長男とは見違えるくらい格好良かったです。
そのほかにも運動会でかけっこで1番になりたい!!と、自分から練習すると言い出して、
主人と練習を重ね、見事1位を取りました。
クラス対抗リレーでは、前の人を抜かすガッツある姿を見せてくれました。
子供は自分で成長する力を持っているんだ!と気づかせてくれた出来事がたくさんありました。
だから、子供の行事があるときこそ、平常運転で、、と今年もそう自分に言い聞かせています。
私たちのしくじり体験が皆さんの子育ての参考になれば幸いです^^