療育のその後
これまで週4日通っていた療育通所を入園後は週1にしました。
しかしながら、幼稚園の方が楽しいというのもあり
療育に通うことに本人が疑問を抱いたようでそのうち療育に行くことを渋るようになりました。
体力的にも幼稚園後は疲れていたりして、単に行くのが嫌だったのもあったかもしれません。
嫌がる息子を無理に療育に行かせたくはなかったので幼稚園と療育の先生に相談してみました。
どちらの先生からも「療育を卒業しても問題ない」と言ってもらえたので、
晴れて息子は療育を卒業することになりました。
一年半、息子は頑張って療育に通ったと思います。
それでも半年に一度、市の療育センターでの検査は継続していて、
5歳0ヶ月の時に言葉の発達は5歳8ヶ月程度のレベルでした。
いくら言葉が発達してもそれでも担当の先生からは自閉傾向はありますと言われたのは
どこかモヤモヤした気持ちもありました。
親が努力したら状況が良くなると思い込んでたからですね。。
でもそれは長男のありのままを、受け入れていることにはならない・・。
検査を受けるたびに一喜一憂して親としての未熟さを痛感しました。
気づいたことと、私の心の変化
早生まれということもあり発達が遅れないようにと
療育や家庭でできることをやってきましたが、
それ以上に私が周りを気にしすぎていました。。
幼稚園でも、時には公園でも「他の人に迷惑をかけないように」とか
「うちの子は他の子よりもできているだろうか」とか
「自分の子育てに不足しているものは何だろうか」と
いつもどこかで周りを気にしてしまい、比較して勝手に不安になっていました。
でも、重要なことは息子の気持ちを大切にする、
私自身の素直な気持ちも大切にする。
ということを意識し始めたら、ふっと肩の力が抜けました。
今では自閉症とか発達障害という言葉すら忘れている日もあります。
まだまだ迷ったり、悩んだりすることもありますが、
療育に通わせてもらって、子育ては誰かに大いに頼っていいと教えてもらえました。
息子もたくさんの人と出会い、触れ合うことで自分は愛されている、大切な存在だと感じてくれたのではないかと思います。
こうして無事に年中さんを終えることができました。
次回は年長の1年間について書きます。